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強制堕胎された妊婦 当局は「売国奴」と非難

2012年06月26日
【新唐人2012年6月26日付ニュース】6月はじめ、妊娠7ヶ月の妊婦が地元政府によって強制堕胎されたことは国内外を驚かせました。被害者が海外メディアの取材を受けたことで、地元政府は被害者の自宅の前に“売国奴を追い出そう”と書いた大きな横断幕を設置。被害者の夫も失踪して24時間以上になり、おそらく当局に拘束されたと思われます。
 
陝西省の妊娠7ヶ月の妊婦・馮建梅さんは、4万元の罰金が払えなかったため、地元当局によって強制堕胎されました。夫の鄧吉元さんは加害者の責任追及を求めましたが、当局はなかなか動きませんでした。そこで鄧さんは海外メディアの取材を受けました。近日、地元政府は鄧さんの自宅の前に、“売国奴を町から追い出そう”と書いた大きな横断幕を設置するなど、驚きの報復行為に出ました。
 
人権派弁護士 唐吉田さん
「公民がメディアに事件の経過を述べるのは法律に違反しません。地元政府および職員が彼の自由を制限し、メディアの取材後報復する行為は現行の法律からしても、道義上からしても
認められません」
 
鄧さんのために法律援助を申し出た北京の張凱弁護士のミニブログによると、25日の時点で鄧さんはすでに失踪して24時間になるそうです。失踪する前、毎回外出するときは尾行者が後ろについていたそうです。
 
時事評論家 邢天行さん
「計画生育は実際は中央政府が匿い、放任しています。これが中共の本質です。民心を得ない政策を推進するときは、このような暴力的な血なまぐさい方法でしか目的が達成できないのです」
 
張弁護士によると、香港メディアの取材のため北京へ行く予定だった鄧さんは、突然現れた数十台の車両と数百人に取り囲まれ、殴打。その後、自由が制限されているそうです。地元病院に入院中の妻の馮さんは退院が許されず、24時間監視を受けているそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 
 
 

 

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